かぎ針編みで靴下を編んでみたい。
SNSで見かけた手編みのソックスがあまりにもかわいくて、そう思ったのがきっかけでした。
でも、いざ編み図を探してみると見つかるのは棒針編みのものばかり。
「かぎ針で編めるソックスの本、出ないかな…」と思っていたところに、2023年にapplemints(アップルミンツ)からかぎ針ソックスの本が出版されて、すぐに購入しました。
でも、当時はかぎ針編みの基礎もわかっていなくて、全然編めなかったんですよね😅
そして2025年11月、新たに出版された『CROCHET SOCKS かぎ針で編む かわいいデイリーソックス』を手に取り、今度こそ最後まで編み上げたいと3度目の挑戦を決めました。
結論からお伝えすると、かかとで苦戦しながらも完成できました✨
この記事では、かぎ針編みで靴下を編みたいと思っている方に向けて、実際に編んでみてわかった必要な技術レベル、つまずきポイントと乗り越え方、履き心地やサイズ感、使用した材料と道具をまとめています。
「かぎ針で靴下って本当に編めるの?」「自分のレベルで最後まで編めるかな?」と迷っている方の、見極めの参考になればうれしいです。

① この作品に必要な技術レベル|どんな人なら編める?

まず一番気になるのは「自分に編めるかどうか」だと思います。
結論として、かぎ針編みの基礎(細編み・長編みなど)が理解できている方なら挑戦できる作品です。
この本の大きな特徴は、つま先・本体・かかとを分けて編む方法が全34作品に共通しているということ。
つまり、一度編み方をマスターすれば、この本に載っている34デザインすべてに応用できます。
編み図はフルカラーの写真解説付きで、実際に編んでいる手元の写真を見ながら進められます。
一番つまずきやすいかかと部分にも丁寧な解説があり、編み目記号もイラスト付きで説明されているので、かぎ針でソックスを編むのがはじめての方に寄り添った構成だと感じました。
私自身、過去に2度ソックス編みに挑戦して2度とも断念しています。
それでも最後まで編み切れたのは、この「共通の編み方+写真解説」という構成のおかげです😊
この本の全体像や掲載作品の詳細は、こちらの記事でまとめています。
② このデザインを選んだ理由|1作品で3つの技術が身につく

34作品の中から私が選んだのは、ラベンダー色の模様編みソックスです。
見た目のかわいさに一目惚れしたのはもちろんですが、選んだ一番の理由は1つの作品で3つの技術を段階的に学べるデザインだったからです😊
まず、このデザインは単色で糸替えがありません。
複数の色を使いながら編むのはまだ自信がないという方でも、糸替えの不安なく最初の一足に集中できます。
つま先と本体はかぎ針編みの基礎的な編み方で構成されています。
基礎を理解していれば安定して編み進められるパートです。
そして履き口では模様編みに挑戦できます。
さらにスレッドコードで紐を編んでリボンをつければ、リボンあり・なしの2Way仕様を楽しめます♪
つまり、基礎 → 模様編み → スレッドコードと、1つの作品の中でステップアップしていける構成になっているんです。

ちなみに、服を買うときパープル系は好きなんですが「自分には似合わない」と思っているので一着も持っていません。
そんな私にとって、ソックスでこの色を楽しめるのもうれしいポイントでした✨
▶︎ 他に気になったデザイン
34作品の中で他に気になったデザインも紹介しておきますね。
ひとつはアラン模様のソックス。
「かぎ針でアラン模様が編めるなんて♪」と別の作品でかぎ針のアラン模様に出会ってから、ずっと憧れのデザインです。
こちらは秋冬に向けて編んでみたいなと思っています☺️
もうひとつはスパイシーパターンのソックス。
複数色を使って数段ごとにデザインと色を変えて編むデザインで、編み図を見ると「難しそう…」というのが正直な印象。
でも、「いつか挑戦したい✨」 今後の目標になったデザインです。
こんなふうに、1冊の中に今の自分に合ったデザインから将来の目標になるデザインまで揃っているのも、この本の魅力だと感じています。
この本に掲載されている他のデザインや、同時発売のニット本との比較はこちらの記事で詳しく紹介しています。
③ 編んでみた全記録|嬉しかった瞬間と苦戦したところ

ここからは、実際に編んでみてどこが編みやすくてどこが難しかったのか、パートごとにお伝えしていきます。
「自分ならこのパートはどうだろう?」と想像しながら読んでいただけるとうれしいです😊
▶︎ つま先パート|以前の失敗を活かせた
実は以前、暗い色のモヘア毛糸でソックスに挑戦したことがあります。
見た目はかわいかったのですが、編み目が見づらく毛糸も扱いづらくて、つま先の段階で断念しました。
今回はパピー ニュー4PLYという中細のウール毛糸を使ったことで、編み目がはっきり見えて安定して編み進められました。
毛糸選びで編みやすさがこんなに変わるんだと実感した瞬間です。
つま先が形になったとき、何度も足に合わせて確認しました。
まだつま先だけなのに、気持ちは半分ソックスが完成した気分✨
以前はここで断念していたから、つま先が編めただけで本当にうれしかったんです☺️
▶︎ 本体・履き口パート|模様編みのかわいさにうっとり
本体部分は基礎の編み方がベースなので、安定して編み進められました。
そして履き口の模様編み。ここが完成したとき、思わずうっとりしました♡
ラベンダー色の毛糸と模様編みの組み合わせに一目惚れして編み始めたので、実際に形になったときは早く完成させたくてウズウズしたくらいです☺️
ひとつ、これから編む方にお伝えしたい注意点があります。
本体と履き口ではかぎ針の号数を変えて編む指定になっています(4/0号と5/0号)。
私はこれに完成間近まで気づかず、同じ号数で編んでしまいました😅
あとから号数を変えて編み直してみると、デザインの良さがぐっと引き立ち、履いたときの足首の雰囲気もかわいらしくなりました。
かぎ針の号数が違うだけで、こんなに仕上がりの雰囲気が変わるんだという発見は、失敗したからこそ得られた学びです。
▶︎ かかとパート|最大の壁、でも乗り越えられた
正直に書きます。かかとはやっぱり難しかったです。
編み図を見ても完成形が想像できず、拾う目はここで合っているのかずっと心配しながら編んでいました。
目数が合わなくなったり、今どこを編んでいるかわからなくなったりして、2回ほどいて編み直しました。
それでも、フルカラーの写真解説を何度も確認しながら、なんとか完成。
嬉しさを超えて達成感がありました✨
過去にかかとで断念した経験があるから、余計に大きな感情でした。
そしてここからがポイントなのですが、もう片方(2本目)はスイスイ編めました。
1本目で苦戦した箇所を覚えていたので、同じ失敗を繰り返さないように工夫しながら、不安なく楽しく編むことができたんです☺️
1本目の苦労は無駄じゃなかった。
失敗した経験が、そのまま2本目の自信になりました😊
パートによっては苦戦しながらも、丁寧な解説のおかげで完成させた作品はこちらの本に掲載されています▼
④ 完成・履いてみた感想|サイズ感と履き心地

▶︎ 完成したときの気持ち
「私にも編めた!」
やり切った達成感、ほっとした安心感、うれしさ。いろんな気持ちが混ざり合った瞬間でした✨
2度断念してきたからこそ、3度目で最後まで編み上げられたことは本当に大きな自信になっています。
▶︎ 履き心地
今回使用した毛糸はパピー ニュー4PLY(ウール100%)。
ウールと聞くとチクチクしないか心配になるかもしれませんが、ソックスとして履くぶんにはチクチク感はまったくありませんでした。
中細糸ならではのさらっとした優しい肌触りで、フィット感もよく足を包み込んでくれるような心地よさです。
編んでるときも優しい肌触りで心地よく編むことができました▼
▶︎ サイズ感
実際に編んで履いてみた数値と感想をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 完成サイズ(つま先〜かかと) | 24cm |
| 完成サイズ(かかと〜履き口) | 14cm |
| 私AmiYuruの靴サイズ(スニーカー) | 24.5cm(24.0cmでぴったり) |
| フィット感 | つま先〜かかとはジャストフィット |
| 注意点 | かかとから足首を通すとき やや窮屈 |
| 合いやすい靴サイズの目安 | 23.0cm〜24.0cm |
つま先からかかとまではジャストフィットで、いい意味で足を守られているような履き心地です。
ただ、かかとから足首に向けて履くときは少しきつく感じました。
足の形には個人差があるので、甲の広さやかかとの大きさによっても変わってきます。
あくまで参考のひとつとして見ていただければうれしいです☺️
ソックス編みの難しさのひとつは、このサイズ感を自分の足に合わせることだなと感じています。
自分に合ったサイズに調整する方法は、今後の課題として学んでいきたいところです。
ちなみに、つま先から本体・かかとまですべて5/0号のかぎ針で編むとサイズが少し大きくなる可能性がありそうだなと感じています。
こちらは今後実際に試してみたいと思っているので、わかったらまたお伝えしますね😊
⑤ 3月にウール靴下をおすすめする理由

ウールの靴下と聞くと、秋冬のイメージがあるかもしれません。
でも実は、春先こそウール靴下が活躍する季節なんです。
3月は暖かくなってきたとはいえ、裸足やコットン素材のソックスで床を歩くとまだ冷たく感じませんか?
特に足先が冷えやすい方にとって、中細糸のウール素材は足元をしっかり守ってくれます。
しかも中細糸で編んだ靴下は見た目にも厚みがなく、春らしい軽やかさがあります。
「ウール=モコモコの冬用靴下」というイメージとはまったく違う仕上がりです。
さらにウールには高い吸湿性と放湿性があり、汗をかいても蒸れにくいという特徴があります。
つまり、春先だけでなく汗をかく時期にも実は向いている素材なんです😊
我が家にはワンコが2匹いて、夏が苦手な犬種なのでエアコンは必須。
足元が冷えやすい私は夏でも少し厚手のソックスを履いています。
こうした環境もあって、ウール素材のソックスは季節を問わず活躍してくれるなと実感しています☺️
ソックニッターという言葉があるほど、靴下編みは手編みの中でも人気のジャンルです。
ただ、その多くは棒針編みの情報。
かぎ針でも本格的なソックスが編めるということは、まだあまり知られていません。
冷え性対策としてはもちろん、母の日や誕生日に世界にひとつだけの手編みソックスを贈るのもすてきですよね✨
⑥ 使用した材料と道具

今回の作品で使用した材料と道具をまとめます。
▶︎ 本
CROCHET SOCKS かぎ針で編む かわいいデイリーソックス(applemints)
今回編んだラベンダー色の他に、複数色で編むパターンも紹介されています▼
▶︎ 毛糸
パピー ニュー4PLY Col.407(ラベンダー)
ウール100%の中細糸です。
チクチクしない優しい肌触りで、編み目もはっきり見えるので編みやすかったです▼
▶︎ かぎ針
↳ Clover アミュレ 4/0号・5/0号
今回のメインかぎ針です。
糸をしっかり拾ってくれるので安定して編めました▼
こちらのかぎ針もおすすめです。
↳ Clover ペンE
とても軽く長時間編んでも疲れにくいかぎ針です▼
↳ Tulip エティモレッド
滑りがよく編み目が見やすいマットな赤色が特徴のかぎ針です▼

かぎ針選びに迷ったらCloverのアミュレがおすすめです😊
▶︎ あると便利な道具
Cloverのステッチマーカー(段数マーカー・目数リング)
私は編み始めに必ずつけてます▼
⑦ まとめ|かぎ針でソックスに挑戦してみませんか?
最後に、今回の挑戦をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | 基礎ができていれば挑戦しやすい |
| つまずいたポイント | かかと部分(2回ほどき編み直し) |
| 使用毛糸 | パピー ニュー4PLY 色番407 |
| 使用かぎ針 | Clover アミュレ 4/0号・5/0号 |
| サイズ目安 | 靴23〜24cmの方向け |
| おすすめの季節 | 春先(3月〜)、エアコン環境の夏にも |
2度断念した靴下編みでしたが、「つま先・本体・かかとの共通の編み方」と「フルカラー写真解説」のおかげで、3度目にして最後まで編み上げることができました😊
しかもこの1作品で、基礎の編み方・模様編み・スレッドコードと、3つの技術を段階的に経験できます。
完成したときの達成感はもちろんですが、自分の技術が成長していることを実感できるのが、この作品の一番の魅力だと感じています✨
かかとで2回ほどきました。
号数を間違えたまま編み進めたこともあります。
完璧ではなかった。
でも、その失敗があったからこそ2本目はスイスイ編めたし、失敗した分だけ学びがありました。

完璧じゃなくても大丈夫。一目一目、前へ。
かぎ針編みソックス、ぜひ編んでみてくださいね〜☺️


コメント