「モチーフ編みのバッグって、中身が透けない?」
編む前は、私もそう思っていました。
先に、結論からお伝えしますね。
2本どりで編むこと、モチーフの編み目が詰まったデザインであることで、中身がほぼ見えることはありませんでした🍂
落ち着いたピンクとオレンジの2色が、秋を感じさせてくれる小さなバッグ。
持ち手も編み目が詰まったデザインなので、物を入れても安心感のある仕上がりになりました。
この記事では、モチーフ編みの編み心地から、透け感、どれくらい入るかまで、正直にお話しします。
① モチーフ編みのミニバッグを編みました

秋に持てるバッグを持っていないな、と思って探していたときに、一目惚れした作品でした。
使った本は、applemints(日本ヴォーグ社)の『デイリーに使えるかぎ針編みのバッグと帽子』です。
テラコッタ色というか、落ち着いたピンクとオレンジの色合いが秋らしくて🍂
レーヨンの艶感とアクリルの暖かみが、バランスよく季節感を出しているのが、とても気に入りました。
サイズは、自分で測ってみたところ、こんな感じでした。
- 持ち手 … 長さ24cm・幅7cm
- 本体 … 幅14cm・深さ14cm・マチ6.5cm
持ち手が幅広なので、持ったときの安心感があります。底もマチも、同じモチーフでできている、かわいらしいミニバッグです♡
糸は、レーヨン67%・アクリル33%。
ピンクとオレンジの2色を、1色ずつ2本どりにして、6/0号のかぎ針で編みました。
② 編んでみた|2本どりで、サクサク進めました

レーヨンの滑りと、6/0号のかぎ針。
この組み合わせで、サクサク編み進めていける感じが、とにかく楽しかったです♪
使うのは、ほぼ基本の編み目記号。
マチ付きのバッグが初めての方でも、挑戦しやすい作品だと感じました。
▶︎ 2本どりの糸、どう用意する?
この作品は、2本どりで編みます。
糸を2玉使って、1本ずつ取るほうがいいのは分かっていました。
でも、できるだけ糸を残したくなくて☺️
今回は1玉から2本取る形にしました。
やっぱり、編んでいるうちに絡みやすく、編んではほどく、を何回か繰り返しました😅
対策としてやったのは、1玉ずつ袋に入れること。
それだけでも、絡みをずいぶん減らせたように感じます。
それに、レーヨンやアクリルは、ウールなどの冬糸に比べると、絡んでもほどけやすいんですね。
「どうにもならない!」ということには、なりませんでした。

糸が絡まるのが苦手な方は、糸を多めに買って、2玉から1本ずつ取る形で編むと安心かもしれません🍂
③ 透ける?|中身は見えるのか

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです🍂
モチーフ編みなので、中身が見えるのでは? と思う方も多いですよね。
私も、そのひとりでした。
編み目が詰まったデザインとはいえ、隙間がゼロではありません。
でも、モチーフ自体が小さいこともあって、隙間から中身が見えるということはほとんどありませんでした😊
絶対に見られたくないものは、ポーチに入れてからバッグに入れると安心だと思います。
▶︎⑴ 裏地は必要?
裏地をつけるほどの隙間はない、というのが正直な感想です。
それに、内側もモチーフのかわいらしいデザインなので、私はそのまま使うほうが好みでした。
▶︎⑵ 伸びは?
持ち手は幅広で、編み目が詰まった記号で編むので、伸びについて不安を感じることは、まったくと言っていいほどありませんでした。
入れ方も、以前グラニーバッグを編んだときと同じでした。
底を埋めるように入れると、形が崩れにくいです。
🔗 入れ方で伸びが変わる話は、こちらに詳しく書いています → 花モチーフのグラニースクエアバッグ
④ 使ってみた|どれくらい入る?

実際に入れてみたのは、手のひらサイズのミニ財布、ハンカチ、スマホです。
スマホは縦16cmなので、バッグ本体から少しはみ出ます。
でも、持っていて邪魔になるとか、落ちそうになるということはありませんでした。
500mlのペットボトルも、縦に入ります。
持ち手を持っても邪魔には感じませんでしたが、長く持ち歩くと型崩れしないか、持ち手や本体が伸びないかは少し気になりました。
▶︎⑴ 持ち方は?
手に持つこともできますし、腕にかけて持つこともできます。
持ち手の幅を細めにして長く編めば、ショルダーにしてもよさそうだなと感じました。
▶︎⑵ 中身が落ちるのが気になる方へ
ポーチに入れてからバッグに入れる方法のほかに、こんなアレンジも思いつきました。
よかったら、参考にされてくださいね。
使えるシーンも、いろいろありそうです。

小さいけれど、意外と頼れる一つになりました🍂
⑤ 仕上がり・季節|テラコッタの2色

編む前に少し心配だったのが、レーヨンの艶感でした。
艶があると涼しげに見えて、秋には合わないのでは、と思っていて。
でも、編み上がってみると——艶があるぶん、テラコッタ色のピンクとオレンジに深みが出て、上品な仕上がりになりました♪
まさしく、秋を思わせてくれる色合いです。
合わせるなら、オフィスカジュアル、フェミニン、きれいめカジュアル。
そんなコーデと相性がよさそうだなと感じています。
▶︎ お手入れについて
糸のタグによると、こんな内容でした。
- 液温40℃を限度に、中性洗剤で手洗いできます
- 塩素系・酸素系の漂白剤は使えません
- 日陰で平干し
- アイロンは、当て布をして120℃を限度に
バッグなので頻繁に洗うものではありませんが、手洗いできると分かっていると安心ですね🍂
⑥ [不器用さんコーナー]つまずいたのは、3つでした

ひとつめは、2本どりのわの作り目。
ふたつめは、色を変える瞬間。
みっつめは、モチーフの大きさです。
▶︎ ひとつめ|2本どりの、わの作り目
2本どりで「わの作り目」を編むのは、今回が初めてでした。
わを絞るときに、どの糸を引っ張ればいいのか分からなくなることがあって。
1本どりと同じようにはいかないんだな、と感じました。
編みながら、気づいたことがあります。
私はいつも、編みやすいように「わ」を小さめに作っていました。
でも今回のように編み目が詰まったモチーフだと、絞る部分に使える糸が足りなくなってしまうんですね。
詰まった構成のときは、「わ」をいつもより大きめに作るといいのかなと感じました🍂
▶︎ ふたつめ|色を変える瞬間
今回いちばん苦戦したのが、ここでした。
2本どりで、しかもモチーフ編み。
糸を持つ手がもたつくことが多くて、モチーフをひとつ編むのに 時間がかかりました。
正直に言うと、モチーフを編めば編むほど手が覚えていった、というのがいちばん近い気がします。
それでも、言葉にするとこんなことを意識していました。
残り半分を過ぎたころには、スムーズに編めるようになっていました🍂
▶︎ みっつめ|モチーフが、小さくなった
いつもモチーフを編むときは、実物大の型紙を準備しています。
でも今回は、メジャーで測りながら編んでみました。
その結果、全部のモチーフは均等なサイズになったのですが——本の作品より1.5cmほど小さく仕上がってしまったんです。
モチーフ編みは、手の力加減でサイズが変わりやすいんですよね。
私には、型紙のほうが合っているみたいです。
次はまた、型紙を使って編もうと思います🍂
▶︎ それでも、うれしかったこと
いつも苦戦するモチーフつなぎですが、今回は編み目が見えやすかったのが大きくて。
角も、前回より少し理解しながら編めたことが、本当に嬉しかったです😊
それから、糸始末。
モチーフ編みは、糸始末がけっこうありますよね。
針作業が大の苦手なので、小さなモチーフをたくさん糸始末するのは、以前の私には苦行でした。
でも今回は、自分のスタイルを見つけることができたんです。
- モチーフを1枚編み終わるごとに糸始末
- その前に、糸端どうしを固結び
- 最後は玉結びをして、前に一度針を通し、次に後ろに針を通して糸端をカット
大変でしたが、針作業もサクサク進められました。

糸始末は、以前はもっと簡単な方法でしたが、作品を使っているうちに糸端が出ることが度々ありました😅今回、安心できる糸始末のやり方が自分の中で決まったこと。これが一番の学びだったように思います🍂
⑦ まとめ|小さくても、頼れる一つ
モチーフ編みのミニバッグを編んで、分かったことをまとめますね。
- モチーフの隙間から、ほぼ中身は見えない(裏地はなくても大丈夫でした)
- 持ち手が幅広で編み目も詰まっているので、伸びの心配は感じなかった
- ミニ財布・ハンカチ・スマホが入る(16cmのスマホで、少しはみ出るくらい)
- 500mlペットボトルも縦に入る(長時間は安心できないかも)
- 2本どりは絡まりやすいけれど、袋に入れれば減らせる
- 使うのは基本の編み目記号。マチ付きが初めての初心者さんにも挑戦しやすい
編めた——!
完成したときの、正直な気持ちです。
モチーフとモチーフつなぎ、特に4つの角が合わさる部分がいちばん心配でした。
でも今回は「こう編めばいいんだな」ということが、 少し分かった気がしています。
ただ、モチーフがどうしても小さくなりがちで、 本の作品より1.5cmほど小さいサイズになってしまいました。
それでも、以前より見た目の仕上がりがよくなった ことに、今回は大満足です✨
秋に使いたいな、と思って編んだ首元の小物のレビューもあります
今回の記事が、秋用のかぎ針編みミニバッグを探している方の参考になるとうれしいです🍂
一目一目、今日も一緒に🧶



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