「耳当て付きのニット帽、大人がかぶっても大丈夫かな?」
「アラン模様は気になるけど、私に編めるかな」
そんなふうに思っている方へ。
先に、結論からお伝えしますね。
アラン模様の耳当て付きニット帽は、大人かわいい仕上がりになりました🧶
耳当ても三つ編みも、本体を編んだあとに付けるデザイン。
私は自分の耳の位置に合わせて付けました。
三つ編みを付けるかどうかも、あとから選べます。
不器用な私でも、完成させることができました。
出てくる編み目記号は、それほど多くありません。
模様が見えはじめると「この編み方で合ってる」と安心して編み進められました。
ただ、トップからのアラン模様と不規則な部分には戸惑ったので、そこも正直にお話ししますね。
糸はウール100%。耳当てが耳から顔まわりまで包んでくれるので、あたたかさも魅力です。
この記事では、編み心地・耳当てと三つ編みのこと・サイズ・似合う髪型まで、詳しくお伝えします。
① この帽子と、糸のこと

使った本は、バケットハットと同じapplemints(日本ヴォーグ社)の『かぎ針で編む アラン模様のニット帽』です。
表紙に載っていたのが、今回編んだ耳当て付きニット帽。
あまりのかわいさに、一目惚れでした♡
「ニット帽迷子を、卒業させてくれるかもしれない」——そう思って、本を手に取ったときに決めたんです。
秋はダイヤ模様のバケットハット、冬はこの耳当て付きニット帽、と。
▶︎⑴ 使った糸と道具
- 糸 … パピー ソフトドネガル(ライトグレー・色番5229・ウール100%)
- 使った量 … 3玉用意して、少し余るくらい
- かぎ針 … 9/0号(段の変わり目の引き抜きだけ3/0号)
▶︎⑵ この糸と色を選んだ理由
ソフトドネガルは指定糸。
でも、いちばんの決め手は、好きなツイード糸だったことです。
色は8色展開。
手持ちの服と合わせるのを想像して、いちばん合いそうなライトグレーにしました。
▶︎⑶ 糸の手ざわりと、見た目
紡毛引きのツイードヤーンで、適度なハリ感のある毛糸です。
ライトグレーといっても単色ではなく、黒系・茶系・ベージュ系がバランスよく混ざっています。
チクチク感は、ほとんどありませんでした。
私はどちらかというと敏感肌なのですが、頭はもちろん、耳当てが当たる耳や顔まわり、三つ編みが当たる首元もチクチクせず、安心して使えるなと思いました。
② 編んでみた|2つ目のアラン模様

アラン模様を編むのは、これが2回目。
デザインは違いますが、出てくる編み目記号はバケットハットとあまり変わらず、それほど多くありません。
なので、編むこと自体は楽しく進められました♪
ただ、不規則なデザインの部分があって。
編み図を読み解いて編み進めては「何かが違う」とほどいて編み直す、を何度も繰り返しました。
それでも編み進められたのは、挑戦するたびに編み図を読み解くのが少しずつスムーズになって、違うなと感じても慌てずに対応できるようになっていたから。
成長している自分を、編みながら感じられるのが楽しかったんです♪
🔗 1つ目のアラン模様、バケットハットの記事はこちら↓かぎ針編みのバケットハット|アラン模様で立体感と厚み
▶︎⑴ バケットハットと、違ったところ
今回の耳当て付きニット帽は、トップからアラン模様。これが、はじめてでした。
正直、ちゃんと頭の形に合った丸みが出るのか、ずっと心配していました。
はじめてのことって、想像がつかないぶん不安になりますよね。
でも編み進めていくと、丸みより先にアラン模様ができあがっていって。
それを見たとき「編み方は合ってるんだな」と、安心して編めるようになりました😊
▶︎⑵ 糸の編み心地
適度なハリ感があって、編みやすい糸でした。
ライトグレーなので編み目も見やすく、スムーズに編み進められました。
③ 耳当てと、三つ編みの紐

この帽子ならではのパーツが、耳当てと三つ編みです。
どちらも、本体を編んだあとに付ける「後付け」のデザインでした。
▶︎⑴ 耳当て|自分の耳に合わせて付けられる
後付けなので、自分の耳の位置に合わせて取り付けられます。
少し戸惑ったところもありましたが(不器用さんコーナーで詳しく書いています)、自分に合わせられるのは、うれしいポイントでした😊
▶︎⑵ 三つ編み|付けるかどうかは、あとで決められる
三つ編みは、自分の髪で何度も編んだことがあるので、スムーズにできました。
編み方も編み図で丁寧に説明されているので、慣れていない方でも安心だと思います。
三つ編みも後付けなので「付けてみて、あり・なしどっちがいいか決めよう」くらいの気持ちでいました。
結果、付けてよかったです♪
見た目が大人かわいくなるのはもちろん、三つ編みの重みで耳当ての部分が安定してくれる。
これは、付けてみて分かった機能面のよさでした。
▶︎⑶ 三つ編みの長さと、使い方
- 長さ … 31cm(胸のあたりまで)
- 使い方 … 本の作品と同じく、垂らすのが見た目のバランスがよかった
三つ編みは、付けても付けなくてもいいし、長くも短くもできます。
編んでいて、もう少し太くしてもいいなとも思いました。
長さは、耳当てまで完成したタイミングで一度かぶって、合わせてみるといいかもしれません。

耳当ては後付けなので、耳に当たっても痛くない柔らかめのボタンで付け外しできるようにすれば、季節やコーデに合わせて使い分けられるかもしれません🧶
④ あたたかさと、かぶり心地|ニット帽迷子を卒業

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです🧶
▶︎⑴ 耳まで、すっぽり
10月、室温22℃くらい(ワンコがいるので、この温度にしています)。少し肌寒く感じる部屋でかぶってみました。
耳当ては唇より下まであるので、耳がすっぽり隠れて、あたたかいです😊
真冬の外での使い心地は、寒くなったらまた確かめてみたいと思っています。
▶︎⑵ 大人がかぶっても、子どもっぽくない?
見た目は、大人かわいい仕上がりになりました。
デニムやスウェットなどのカジュアルコーデ、アウトドアやスポーツコーデはもちろん、ワンピースやきれいめカジュアルとも相性がよさそうだなと感じています。
▶︎⑶ 似合うかどうかは、髪型でも変わる
顔の形や骨格もありますが、髪型で印象が変わるなと感じました。
私は、あごくらいの長さのボブ。
一方、ベリーショートの母がかぶってみると、髪がほとんど見えなくなって、三つ編みだけが浮いてしまい、幼い印象になりました。
好みもあるので一概には言えませんが、三つ編みありならボブ〜ロングの方に似合う印象です。
三つ編みなしなら、髪型を選ばずかぶれると思いました。
▶︎⑷ ニット帽迷子だった私が、かぶってみて
周りからの反応は、とてもよかったです♡
バケットハットに続いて、2つ目のニット帽。
「ニット帽迷子」から、卒業できました🧶
⑤ サイズ|頭まわり53cmの私に、ぴったり
編み上がりを測ってみたところ、こんな感じでした。
- 頭まわり … 53cm
- 深さ … 20cm
- 耳当て … 6.5cm
- 三つ編みの紐 … 31cm
私の耳上・おでこまわりのサイズは、53cm。
ぴったりサイズで、ちょうどよかったです😊
同じ頭で、バケットハット(頭まわり58cm)はゆったりめ、この耳当て付きニット帽はぴったりめ。
同じ本でも、かぶり心地はけっこう違いました。
▶︎ 最後に、軽くスチーム
バケットハットのときと同じく、アラン模様のような凹凸のあるデザインは、押さえずに軽く当てるくらいがいいなと思い、今回も軽くスチームを当てました。
凹凸はそのままで、編み目がきれいに整った仕上がりに。
不器用な私にとって、最後のスチームは、なくては困るほど大事な工程です。
⑥ 仕上がり・季節・お手入れ

▶︎⑴ ライトグレーのツイードで、模様は見えた?
単色ではないツイード糸なので、アラン模様がぼやけるのでは? と心配していました。
確かに、くっきり境目のある凹凸ではありません。
でも、ふんわりアラン模様が見える感じが三つ編みと相性がよく、大人かわいさが増しているように思いました。
▶︎⑵ 使える季節
耳当て付き帽子なので、冬の寒い日に活躍してくれそうです。
耳当ても三つ編みも後付けなので、どちらも付けなくても、十分大人かわいいニット帽になります。
秋から使いたい方は、耳当てを付けずにかぶるのもおすすめです😊
▶︎⑶ お手入れ
ソフトドネガルのお手入れは、こんな内容でした。
- 液温40℃を限度に、手洗いできます
- アイロンは、当て布をして低温120℃を限度に
アイロンの温度は、毛糸のタグと公式サイトで表記が違っていたので、低いほうの120℃に合わせています。
頭や顔まわりに使うものなので、手洗いできるのは安心ですね🧶
⑦[不器用さんコーナー]つまずいたのは、2つでした

ひとつめは、耳当ての取り付け。
ふたつめは、段の変わり目の引き抜きです。
▶︎⑴ ひとつめ|耳当ての取り付け位置
自分の耳に合わせて付けたので、編み図とは取り付け位置が変わりました。
そのぶん戸惑うことが多くて、3回ほど編み直しました。
そこで、こうしました。
ここまで丁寧にやったら、2枚目はスムーズに編めました😊
▶︎⑵ ふたつめ|段の変わり目の引き抜きは、細い号数で
9/0号でザクザク編めるかなと思っていたのですが、段を変えるときの引き抜きは、9/0号だと目に通しづらかったんです。
それに、以前靴下を編んだとき、本体と同じ号数のかぎ針で段の変わり目を引き抜いたら、そこだけ穴が空いてしまったことがあって。
それ以来、段の変わり目の引き抜きは、できるだけ細い号数でするようにしています。
今回も、どこまで細くできるか試してみたら、引き抜きだけなら3/0号でできました。
おかげで、穴が空いたり、段の変わり目がはっきり分かったりする見た目にはなりませんでした。
🔗 靴下を編んだときの話は、こちらに → かぎ針編みのソックス|3度目で編み上げました

太い号数で編む作品ほど、段の変わり目が目立ちやすいので、引き抜きだけ細い針に持ち替えるのはおすすめです🧶
⑧ まとめ|アラン模様で、ニット帽迷子を卒業
アラン模様の耳当て付きニット帽を編んで、分かったことをまとめますね。
最後の三つ編みを付け終えて、完成した姿でかぶってみたとき。
2回目のアラン模様、完成させることができた——!
冬にかぶるのが楽しみなワクワクと、苦戦しながらも完成できた達成感を、存分に味わいました😊
戸惑ったのは、はじめての部分だけ。
あとは、バケットハットや、練習と思って編んできた経験があったからこそ、楽しく編めるところがほとんどでした。
憧れだったアラン模様が、いつの間にか「編める模様」に。
これからも、いろんなアラン模様に挑戦して、模様のメリハリをもっとつけられるようになりたいなと思っています🧶
アラン模様、気になっているけれど手が止まっている方へ。
私も最初は、編み図を見ただけで「難しそう」と思っていました。
でも、2つ目を編み終えた今は、編むのが楽しみな模様になっています。
この記事が、冬の帽子を編みたい方の参考になるとうれしいです。
同じ秋冬に編んだ、首元の小物のレビューもあります🧶
🔗 かぎ針編みの三角スカーフ|方眼編み初挑戦・洗えるウール
一目一目、今日も一緒に🧶




コメント